注文しては駄目なオプション会

フロアコーティングのメニューが無く水回りコーティングだけを案内しているオプション会では
契約しない方が良いです。
オプション業者としては本当はフロアコーティングの方が重要で必要なのは認識していますが
売主から売らないように指示されているので仕方なく水回りコーティングだけを販売しています。
なので売上を上げないといけないので必要性の低い水回りコーティングを必要以上の高額で
販売しなければならないのです。
床に施工するフロアコーティングをオプション会で販売しますと引き渡し前に施工しなけれなならず
ゼネコンの手直しとバッティングしてしまう訳なんですね。
昔は工期に余裕があったので問題視されませんでしたが近年は工期に余裕が無いのでオプション会で
フロアコーティングを販売しても引き渡し前に施工ができないんです。
なのでワックスが不要なフローリングに向かってコーティングも不要であると嘘をアナウンスしているのです。
よっぽど水回りコーティングの方が不要なんですよ。
最近の水回り基材は撥水効果もありコーティング自体を撥水していまいますし塗った後も目立ちます。
なので業者は塗ったあと綺麗なウエスで拭き上げますので塗膜形成はほとんど残りません。
よって効果もほとんどありません。
ね、不要なんですよ。

水性コーティング=ワックスでありコーティングでは無い

仮にオプション販売会のメニューにあったとします。
ほとんどが水性ウレタンコーティングですよね。
これ、ウレタンが数%含有しただけの普通のワックスです。
いいですか?普通のワックスですよ。
これに数十万円の価値はありません。
使い方によっては半年程度しか持ちません。10年は到底無理です。
風呂上りに濡れた足で歩くと数回で剥がれてしまいます。
だって普通のワックスですから。
※稀に油性のシリコンを使用しているオプション業者も居ますが例外です。
本物のコーティングとは油性塗料を使用したコーティングを指します。
室内施工なので水性が適正のように聞こえますが持続性が違います。
やはり屋外で使用できる油性塗料は丈夫ですから室内においても長期に渡り効果が持続します。
施工性は悪いので金額は高価になりますが、それでもオプション会の金額と比べてそん色無い程度ではないでしょうか。

シートフローリングは「紙」が仕上げ材です

以前のフローリングは表面の仕上げ材に突板と言って本物の天然木をスライスした木に
染色したものを貼り合わせた複合合板でしたが近年では木目柄を均一に保つのとワックスを塗布しなくても
ヒビ割れのしない木目柄を印刷した紙を貼ったフローリングをシートフローリングと称して使用しています。
このシートフローリングの仕上げ材は木では無いのでワックスは不要ですが非常に薄い紙で
できていますので何かしら保護しないと直ぐに剥げてしまいます。
そこで有効なのが油性塗料のコーティングです。
ワックスでは無いので水拭きで剥がれる事なく長期的に保護が可能となっています。
概ねフローリングの寿命までメンテ無しでいける施工です。

厚い塗膜形成が長期保護に不可欠です

長期的にメリットのあるコーティングは硬さだけでなく塗膜の厚みです。
あまり硬さに拘ると木質系のフローリングが下地ですので硬い塗膜が割れる懸念が多くなります。
概ねガラスコーティングのように硬い塗膜は割れるのを懸念し薄い塗膜に仕上げるのが一般的です。
であればUVコーティングのように硬さもあり塗膜も厚いものが一番お勧めです。
難点はUV照射機など設備が必要なのと塗料も高額で施工も難しいので専門の職人が必要になる事です。

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